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2014年4月9期生引率スタッフ
34日目 カンボジア・シェムリアップ / Day, 34 Siem Reap, Cambodia
シェムリアップより引率 冨田です。
This is TOMITA from Siem Reap.
ここシェムリアップでは、山本くん、菅原さん、柳原さん、鈴木さんの4名が
写真を使った社会貢献活動を行いました。
At Siem Reap, Yamamoto, Sugawara, Yanagihara and Suzuki organized activity
that benefit society by photography.
フォトフィールドワークゼミでは「写真で社会に貢献しよう」をテーマに、
海外フィールドワーク期間中に何らかの行動を起こすという課題に取り組みます。
例えば、写真展を開催する場合には、いつどこで、どのような内容にするのか。
企画、場所、方法等すべてを学生たち自身で決断し、作り上げていきます。
現地との事前交渉や展示写真の制作、また現場での展示作業や運営に至るまで、
試行錯誤を繰り返しながらグループでの共同作業を行います。
今回4人は、シェムリアップ郊外にある小学校を舞台に写真展を行いました。
カンボジアの子供たちにまだ見ぬ世界各地の風景を見せることで視野を広げてもらい、
今後自分が目指す目標や可能性について考えるきっかけを与えることを目的とする、
というものです。(彼らの企画書より)
The place they did it is one of the elementary school in the suburbs of Siem Reap.
活動初日。
まずは写真の設営を行いました。
彼らは日本滞在中の事前準備として、日本のNPO法人HEROに協力を仰ぎ小学校の
選定などを行ってきました。
現地では、シェムリアップに滞在しながら学校建設に奔走する熊田さんにご協力を
いただきました。(写真左)
会場となるチャースモウ小学校に到着。
いくつかある校舎のうち、この鮮やかな木造の校舎が写真展の会場となります。
さっそく教室内へ。
ここで一つ問題が発生しました。
彼らは教室内の壁面に写真を展示する予定でしたが、想像以上に掲示物が多く、
展示が困難なことが発覚… 。
しばし作成を練ります… 。
最終的には、目線の低い子供達に合わせて教室の外壁に沿って展示することに決定。
再度計算し直して…
さっそく貼付けていきます。
クメール語の表記ミスを修正してくれるドライバーさん。
熊田さんのみならず、スタッフ方々が積極的にフォローしてくれました。
写真の番号を世界地図に記入する鈴木さん。
猛暑のなか、黙々と作業する学生たち。
全行程の3分の2を終えたところでようやくお昼ご飯になりました。
さぁ残りはわずかです!
今回の展示は、世界各国の特徴的な風景を集めています。
アジアやヨーロッパといった地域ごとに展示エリアを分け、とても見やすい構成です。
そして、各国の言葉で「こんにちは」を意味する言葉が国旗と共に記されており、
子供達が異文化に触れるきっかけとなるよう工夫されています。
約4時間をかけ、ようやく完成です!!!
その後はシェムリアップの町に戻り、チャースモウ小学校の校長先生にお会いしました。
写真を見せて展示の様子を伝える柳原さん。
校長先生も展示を快諾してくださいました。
校長先生が帰られたあとも、展示写真のキャプションのクメール語を修正するなど、
翌日の展示本番へ向けた準備は続くのでした。
次回、いよいよ展示の様子をお伝えします!!