BLOG
2014年4月菅原 由紀
2年ぶりのCambodia!!
こんばんは。
本日も始まりました、ぽんさんぽ。
またまたお久しぶりのお送りとなってしまいましたが、その分毎日が充実しているということで、大目に見て頂ければ・・・。
これからは頑張ります!!
さてさて、国も変わって今はカンボジアを散歩しているぽんです。
カンボジアは2年前にも訪れた事があり、そのときは海外研修ということで行く場所も、移動方法もあらかじめ決まっていたのですが、今回は自分たちで移動や宿泊場所も手配しているので、同じカンボジアでもなんだかまた違った新鮮さを楽しんでいます。
ベトナムのホーチミンからカンボジアのプノンペンへバスで移動し、プノンペンからシェムリアップまでさらにバスで移動しました。
初めてのプノンペンの滞在は2日間だけでしたが、街中をちょろっと歩いた感じからして、2年前に訪れた、シェムリアップよりははるかに都会だなという印象を受けました。
現在はシェムリアップ5日目となりましたが、初日は街中を歩いて、2年前の景色と照らし合わせたり、ここはたしか違うお店だったよなぁ〜とか思い返してみたり、2度目の場所ということで、そういう楽しみがありました。
たった2年。最初はそんなに大きな年月だとは思っていませんでしたが、街を見るだけでこの2年は大きな時間だったのだなと感じさせられました。
街中は少しずつ変わっていて、その変わりようがこの国の変化でもあるように思いました。
観光客向けのお土産屋さんが増えていたり、日本食料理屋が出来ていたり、大きなホテルが出来ていたり・・・
この国の今のニーズに合わせた変化なのだろうけど、以前訪れた私としてはなんとなく寂しいような気もしました。
とはいえ、この国はやっぱり好きなんだよなぁ〜と思う今日この頃。
日本人を見かけると、すぐに「AJINOMOTO!」と話しかけてくるおじちゃんも、毎日断るのにめげずに誘ってくるトゥクトゥクのおじちゃんも、店先から赤ちゃんを抱いて笑顔を見せてくれるお母さんも・・・すごく好き!そんなところは以前と変わっていなくてとても嬉しかったです!
カンボジアへの愛を語ったところで、カンボジアでの様子をお伝えします。
カンボジアでは、自分の撮影とは別に「社会貢献活動」をしています。
私たちは日本のNPO法人HEROの方々にご協力頂き、カンボジアのチャースモウ小学校というところで、世界の写真展を行っています。
チャースモウ小学校はNPO法人HEROの方々が村の子どもたちのために、日本の木材を使用して、日本の建物と同じ方法で建てた学校です。
(ちなみにカンボジアの学校は大抵コンクリートで建てられています。)
風が通りとても涼しく、校舎のスカイブルーがとてもきれいな小学校です。
今回は、この学校で展示をさせてもらっています。
FWメンバーをはじめ、学校の友人に協力してもらって世界各国の写真を集め、子どもたちに世界の広さ、世界の知らない風景をみてもらおうという企画です。
カンボジアのスタッフの方々にもご協力頂きながら、なんとか展示を行う事が出来ています。
言葉も通訳してもらったり、自分たちで調べながら話したりして、なんとかコミュニケーションをとっています。
英語がなかなか通じないので、結構大変ですが、それもなんだかおもしろかったり・・・♪
カンボジアは4月14日から20日までお正月で、私たちの写真展はちょうどお正月明けの21日からだったので、初日は見に来る人も少なめでしたが、2日目となると学校の子どもたちをはじめ、村の人たちも見に来てくれました。
クメール語で写真のキャプションも作り、世界地図でどの写真がどの場所にあるかなども示しながら、楽しんでもらえるように工夫しました。
みんな見た事のない風景や人々の写真に、興味津々です。
子どもはもちろん、大人にも楽しんでもらえているので嬉しいです。
最初は正直、社会貢献活動なんてどうしたらいいのかわからないし、海外で行うなんて果たしてうまくいくのだろうか・・・と心配ばかりでした。
色々失敗や後悔などもありますが、子どもたちと関わりながら写真を通してコミュニケーションをとったり、写真を見て目を輝かせている子どもたちを見ると、今回ここで写真展を行うことができて本当によかったなと思います。
この展示を通して知り合う事ができたHEROの方々、現地スタッフの方々、現地での準備でたくさん助けてもらったカメラ屋さんのお兄さんたち、ミニバン・トゥクトゥクの運転手さん、学校の先生方。
たくさんの方々と仲良くなれた事もこの社会貢献活動のおかげだと思います。
社会や人、街などに貢献するだけでなく、その活動を通して自分も考え、実行して何かを得るということも社会貢献の一つになるということを改めて実感しました。
そのことを海外で再び感じることが出来たのは、大きなことだと思います。
明日は写真展最終日です。
学校で子どもたちが笑顔で待っていてくれることを想うと早く会いたくてたまりません。
村の人たちもたくさん見に来てくれるといいなぁ。
ラスト1日、思い切り楽しみながら悔いのないよう終えられることを祈りながら・・・