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2014年4月鈴木 詩織
Day 36 / 184 シェムリアップ5日目
シェムリアップ5日目、未だに暑さに慣れずに困ります、鈴木です。
日本でも夏の暑さにだけには強くないわたくし、体力を奪われるのが早くてなかなか毎日苦労して
おります。
展示も中日の2日目を迎え、徐々に慣れてはきました。
今日は、写真の説明文と白い世界地図が、両面に印刷されたものを準備し、配布しました。
昨日は一回毎に照らし合わせて説明して、というのを繰り返していたのに比べて子どもにも大人の
方にも分かりやすく写真を見て頂けたように思います。
今日は一眼とXZ-2を持っていきましたが、さすがにどちらも壊す訳にはいかないので、一眼は
ファインダーを覗く驚きを、XZ-2は気軽に撮れることをして見せました。
こどもたちは、携帯以外のカメラはあまり見たことがないようで、XZ-2でも触らせて!僕、
私も撮りたい!と群がってくるほどです。
それだけでも彼、彼女たちは驚き、興味を持ち、好奇心が旺盛でとても良い経験になりました。
日本でも子どもたちと接する機会のある私にとっては、これくらい興味を持ってくれると嬉しい
のだけどなあ…、と思いながら見ていました。
その後は、高学年の少女たちと英語でコミュニケーションをとりました。
まだまだつたない英語で、教科書を見ながら英語で質問されて、答えて、という単純なことにも嬉しさを
覚えているようでした。やはりどこの国でも、母国語以外の言語が相手に伝わることに嬉しさを覚える
ことは当たり前で、私は改めて感動をしていました。
英語でコミュニケーションをしてくれた彼女は、日本に興味があるようで、日本に行ってみたいし日本語を
話してみたいの!と英語で伝えてくれました。そして少しばかりクメール語も教えてもらいました。
クメール語は日本人にとってはかなり発音が難しくて、単語よりもさらに名前の発音が難しく感じ
ます。日本語にはない音の続き方をするので、何度発音してみても違うよ!と言われてしまうことも
しばしば。そんな中でも私は案外すんなり発音できているようで発音に手厳しい子どもたちではあり
ますが比較的早めにOKをもらえることもあります。笑
そんなこともありながら明日は展示最終日。
なんだかとっても早く感じます。
せっかく仲良くなった彼ら彼女たちとも明後日の撤収作業でお別れです。
もう何度繰り返したか分からない、人との別れと出会いがまたやってきます。