26日目 ベトナム・ホーチミン / Day, 26 Ho Chi Minh City, Vietnam

ホーチミンより引率 冨田です。
This is TOMITA from Ho Chi Minh City.
昨日、学生たちと共にホイアンからベトナム最大の商業都市ホーチミンへと
移動してきました。
Yesterday I and two students moved to Ho Chi Minh City from Hoi An.
　
　
ここホーチミンでは毎日暑い日が続いています。
海外フィールドワークで訪れる場所の多くでは厳しい暑さとの戦いになりますが、
ここにきていよいよ本格的な暑さの始まりです。
続々と学生たちもホーチミン入りしていますが、くれぐれも暑さには気をつけて
撮影に励んでもらいたいと思います。
In this town, hot weather continued for consecutive days.
For students, Take good care of yourself !!

　
　
　
さて、ここでベトナム料理情報第3弾をお送りします！！！
今回もご紹介するのはベトナムの麺料理です。
（料理紹介コーナーというよりは ” アジア麺紀行 ” になってきましたが…）
　

「 Bun Bo Hue 」
こちらはベトナム中部の古都フエの郷土料理です。
　
　
　
　
　
大きな特徴は、何と言ってもその酸味と辛みでしょう。
辛いものが好きな方にはたまらない味付けです。
　
　
基本的な味の傾向としてはタイのトムヤムクンのスープに少し似ていますが、海鮮系の
ダシが出ているトムヤムとは違い、牛骨スープのコクが全面に出た味は、やはり独特の
旨味があります。
　
　
もう一つの大きな特徴としては、たっぷりのってくるそのトッピング具材たちです。
　
柔らかく煮込まれた牛肉のスライスはもちろん、ネム・チュアという豚肉を発酵させて
作るソーセージのようなものがトッピングされます。同じく酸味のあるものですが、
中に練り込まれた粒コショウがピリリと効いて非常に美味しいです。
　
　
Bun＝米で作られた丸い麺を指す言葉であり、フォーと並びベトナムの麺料理の中核を
　　　成す非常にポヒュラーな食材です。
Bo＝牛肉です。Bun Bo Hueにはたっぷりの牛肉スライスが載ります。
Hue＝まさにフエという地名そのものです。
　
　
　
　
　
もちろん本場フエで食すのが一番ですが、もしフエに行くことができなくてもフエ料理
を扱うお店で食すことができます。
　
独特の世界観を持つフエ料理のなかでも最もポピュラーで、フエ以外の都市でも食べら
れる可能性が高いのも嬉しいポイントです。