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2014年4月本田 直之
国の印象は人の善し悪し
ベトナム入国から10日を経てパクチーを美味しくいただけるようになりました。
もうベトナムで恐れるものはありません。
あわよくばこの勢いで次の国カンボジアのクメール料理も攻略したいです。本田です。
前回からの続き
このままではいつまで経っても観光客スレしていない村に辿り着かないということで、ペースを上げて歩き始めました。
それぞれの村の間は約3km〜以上離れているので中々疲れます。汗ばみ、呼吸を乱しながら舗装の荒い山道を黙々と歩き続けました。
帰り道のことを考えると時間的にも体力的にもここだな、ということで到着したのはタヴァンという村。残念ながらここにもツアーの観光客がちらほらといました・・。
あぁ、何の為にここまで来たんだろう。
なんでサパに来たんだろう。
なんで髪の毛切らないんだろう。
落胆していても仕方ないので、村の端っこの方へ向かってみました。
いた!英語が通じない物売りじゃない子供たち!!
シンチャオ!と挨拶をすると一瞬だけ警戒心を緩めた顔になる子や手を振ってくれる子、笑顔で挨拶を返してくれる大人。なんて素敵な場所だろう。
素晴らしいRPG感。
少しでも彼らの生活が垣間見ることができたので、来た甲斐はあったのでしょう。
なんとか宿へ戻ってきた直後に降り始めた雨と凄まじい雷。
FWが始まってから初の停電の夜を越えました。
サパ3日目
筋肉痛の体をなんとか起こして向かったのはバックハーという小さな街。サパからはミニバスで3時間程。ここで開かれる市場は日曜日限定であり、花モン族という色鮮やかな衣装を纏った民族が集まるマーケットです。ここでの撮影の為にサパに滞在していた私は気合いを入れて臨みました。
独特な色使いですね。傘までもが派手な色であることには驚きました。
小高い丘の上では水牛も売っています。鉈や鍬を吟味する男性も多く見掛けました。
元々は彼らの為だけの市場でしたが、観光客が増え、現在は観光客向けの露店も多く並んでいます。
大きな水牛の値段を訊いたところ、日本円にして10万円程でした。
馬も売っていました。
市場を抜けると長閑な風景が広がっています。
撮影を終えた私は、中国との国境へ行ってきました。
こちらがベトナム側。
川の向こう側が中国。
島国生まれ島国育ちで海外経験の少ない私にとって初めて目にする国境。
月並みですが色んなことを考えた良い時間でした。
その後はサパに戻り、次の撮影地へ向かう山下を見送ることが出来なかった夜を過ごし、翌日の夜行列車でハノイに戻ってきました。BGMはもちろん銀河鉄道の夜。
ダウンロードしたファイル
動画に挑戦してみましたのでご覧下さい。