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2014年4月本田 直之
隣の芝生が青くなる前に刈りたい人生だった。
Xin chào(シンチャオ)
本田です。
私は今、ベトナム北部に位置する観光の拠点となる街、「サパ」に来ています。
ハノイからは寝台バスで12時間程の移動でした。
写真右に写っている山下と同じ目的地です。
到着後、ピックアップしていた宿へ。
施設内の張り紙によると、ここはホームレスの子供へ英語を教えるボランティアを募集しているそうです。6人ドミ1泊3ドル。オーナーの娘さんと山下。
初日は散策のみで終えました。
2日目
サパという街は、周辺の村に住む少数民族や棚田が有名な観光地です。
その為、多くの観光客がトレッキングを目的に訪れます。
例に漏れず私と山下も一緒にトレッキングをしてきました。
このトレッキングというもの、3つ程の村を巡るツアーに申し込む人が大半ですが、私と山下がそんなものを利用するわけがありません。観光客スレしていない村に行きたいということで意見が一致したので(サパから離れれば離れる程期待できるのではと考えた)早朝に出発となりました。
綺麗な棚田が広がります。
途中、ビューポイントで観光客相手にミサンガや刺繍のポーチを売りつけようとする子供達。
油断するとすぐに囲まれます。トレッキングを再開しようと背を向けて歩き出すと凄まじい切り替えの早さで定位置に戻っていきます。観光客スレしてる子供達・・・。
またしても途中、「私達の村に来なよ、ここから1kmだから。」ザオ族のおばちゃん達にそう云われて悪い気もしなく、眼下に広がる村の雰囲気も良かったので一緒に行くことに。
200m程歩いたところでフォトジェニックな景色が広がっていたので、そこでおばちゃん達を撮影しました。
一通り撮り終わった頃でしょうか。おばちゃん達の目の色が変わりました。
「良い写真撮れたでしょ!!だからコレ買え!!」
「こっちも!!!」
「このブレスレットはどう!!!!」
「こっちは銀色もあるよ!!」
「あなたのお母さんにこの財布買うべきよ!!!!」
「このポーチをあなたの彼女にプレゼントしなさい!!」
「うるせえ彼女いねえよ!!!!!!」
ガールフレンドという言葉に敏感な本田です。シンチャオ。
どうりで最初は大人しかったおばちゃん達。
「村までここから3km掛かるよ」
さっきと話が違うおばちゃん達。
あぁ、やっぱり。
うんざりして気分も萎えたので寄り道する意味もないなと、来た道を引き返す。
続きを書きたいところですが、明日も早いので今日はこの辺で。
苦笑いで引きつった山下でお別れです。