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2014年3月9期生引率スタッフ
1日目 出発 東京から台湾・台北へ / Day, 1 From Tokyo to Taipei, Taiwan
台北より引率 冨田がお伝えします。
いよいよ第9回目の海外フィールドワークが始まりました。
東京より教務課スタッフの山田さんにも成田空港での様子を伝えてもらいましたが、
引き続き引率スタッフ目線にて初日の様子をお伝えします。
まずは空港でのチェックインの様子から。
海外フィールドワークでは、空港およびホテルでの全員でのチェックインの際には
それぞれ担当者を決め、学生全員を代表してチェックイン作業を行うことで、海外
での旅のスキルアップをはかろうという狙いがあります。
これを行うことにより、各国での単独行動の際にも戸惑うことなく行動できるよう
になるというわけです。
記念すべき最初のチェックイン担当は山下くんと菅原さん。
無事にチェックインが済んだところで、見送りに来てくださった方々との記念撮影。
例年以上に多くの方々が見送りに来てくれました。
見送り組の一人、つい先日まで教務課スタッフとして働き、自らも5期生として
フィールドワークを経験した先輩でもある谷本さんからも手紙付きのお守りを頂き
ました!
今回は本当に様々な方々からお守りをもらった学生たち。
とても心強いですね。
改めて、日本での最後の記念撮影。
9回目にして初となる成田空港からの出発。例年とは違う場所での記念撮影でしたが、
半年後、彼らの表情がどう変化しているのか、今から楽しみです。
見送りに来てくれた友人やご家族の方とはここでお別れです。
行ってきます!
出国の手続きを済ませ、いよいよ飛行機に乗り込みます。
ところが…
もの凄い強風です…
飛行機には乗り込んだものの、強風のためすべての出発便に遅れが生じ、結局成田空港を
飛び立ったのは定刻から1時間以上経過した日本時間の3時すぎでした。
(ちなみに、滑走路を走る航空機があれ程横に揺れたのは初めての経験でした…)
日本出発から4時間後。
海外フィールドワーク最初の目的地である台北に到着しました。
新たな国に入国してまず最初にすることは、その国の通貨を手にする作業です。
現在はどこにでもATMがあるため、キャッシングをするのが海外フィールドワークに
おいても一般的な手段となりました。
台北・桃園空港でも、学生たちが手分けしてATMを探し出してお金を引き出すことに
成功しました。
今回は、空港からホテルまで自分たちの力で移動します。
事前に調べておいたエアポート・バスのチケットカウンターで奮闘する山下くん。
無事目的のバス乗り場に辿り着きました。
バスの到着を待つ間、談笑する学生たち。
およそ半年前、マレーシアにて2週間のフィールドワークを経験している彼ら。
その成果の現れでしょう、ここまでは非常にスムーズです。
バスのラゲッジ・スペースに一人で全員分の荷物を詰め込んでくれた山本くん。
バス会社の従業員の数倍働き、手早く荷物を収納するその能力。
一体どこで培ったのでしょうか… 見事な働きでした!
約1時間のバス移動を経て、台北駅前に到着しました。
ここからは、地図を頼りにホテルまで徒歩で移動です。
街中の地図を確認する本田くん、菅原さん。
疲労もピークに達するなか、荷物を背負っての移動はキツいものです。
それでも確実に目的地のホテルへと進む学生たち。
成田空港に集合してからおよそ10時間後、現地時間午後8時すぎ。
無事に台北のホテルに到着しました。
海外での初となる集合写真です。
ホテルでのチェックイン担当は本田くんと鈴木さん。
夕食にありつけたのは午後9時過ぎでした。
海外での最初の食事です。
これから彼らはありとあらゆるものを口にしていくことになりますが、記念すべき最初の
食事は限られた選択肢から選んだフードコート内の麺類やワンタンスープとなりました。
と、思いきや…
この2人は粘り勝ちでしたね。
台湾らしい、美味しそうな小籠包やエビシュウマイをゲットしていました!
こうして彼ら9期生の海外フィールドワークがスタートしました。
日本に帰国するのは今から183日後です。
その間、彼らはどんなものに出逢い、何を感じ取り、そしてどんな作品を作り上げていくのか…
みなさんと共に見守っていきたいと思います。