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岸本 絢ローライにモノクロフィルムを入れて半年、アジア10カ国を旅します。毎日楽しく、マイペースに写真を撮りたいです!





撮影テーマ


アジア諸国に残るコロニアル建築を撮影し、建物からその国の歴史と現在を見る

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TRAVELIFE

過去は永久に静かに立っている

帰国まで1ヶ月を切りました。FW始まりの地、台北より岸本です。

2週間に渡って行われたマレーシアでのスクーリングを終え、私たちは各々で選んだ土地に赴き、フリー期間の撮影に入っています。


スクーリングの2週間は、本当にあっという間に過ぎ去りました。
このためにマレーシアまで来てくださった鈴木先生、飯塚先生、長坂先生ありがとうございました。
今回のスクーリングでは、今までうやむやにしていた課題が浮き彫りになり、薄々自覚していたものの、顔を背けて来た自分に今更、後悔しました。


「2年生の頃から何も変わっていない、このまま行けば、少しも成長せずに日本に帰ることになるぞ。」


ゼミの鈴木先生に言われた言葉、ずっと頭を離れません。
長坂先生にも、全く同じ指摘を受けました。
この2人の先生には写真を通して、
性格、人間性、何もかも見透かされている気がします。
普段はいろんな意味で当たりの強い先生方ですが笑
逆に言うと、すごく生徒の事を考えてくださっていて、
今回改めてそれを実感しました。
普段あんまり言わないんだけど、ほんとに感謝しています。
頂いたアドバイスを踏まえ、自分で打開策を見つけ、なんとか良いものを撮ってきます。


「岸本、お前、頑張りますなんて絶対言うな、理解したなら写真で見せろ。」


先生、了解です。一歩とは言わず、十歩も二十歩も前に進んで帰ります。




1.jpg




そしてフリー期間のお話。

私のフリーは、悩みに悩んだ挙句、台湾と韓国の二ヶ国での撮影に決定。
被写体を日本家屋に限定することとなりました。
植民地建築という括りで企画を発案し、2年の頃から撮影練習、行動計画を立て、今年に入り5ヶ月間、企画を変更することなく撮影を続けてきました。
台湾と韓国に絞って撮影することにしたのは、消極的選択ではなく、今後もこのテーマで撮影を続けたいという前向きな気持ちから出た、今の自分に出来るベストな選択だと思っています。


フリーは絶対コルカタに行きたい!と散々相談に乗ってもらっていた山田先生、話聞いてもらってありがとうございました。ゼミの先生方に押し切られたのではなく、むしろ私が先生方を説得してこの結論を出しました。中国で撮影できなかった自分は何処へやら、今は楽しく撮影に励んでいます。


冨田先生、6年前のフリーでの葛藤ブログ読みました。あれ見て私もフリー頑張れます。先輩、悪くないです。定時連絡や引率メールでの熱いメッセージも、私の心には響いてますよ。とにかく、話は帰国してから。トランス状態でシャッター切りまくってきますね。


最後に、9期へ
半年一緒に旅して思い起こすことといえば、、、みんなとぶつかったことでしょうか笑 2年で転科してきてFWに参加し、半年間散々わがまま言って好き放題させてもらったような気がします。今だに一人一人、全員との距離を掴み切れているのかも微妙です。
ただ、8期でも10期でもなく9期だからこそ楽しくやってこれたのかな、なんて思ったりもしています。本当にありがとう。
偽善的なことは言いません。帰国報告会と卒展で低レベルな作品と並べられるのはごめんなので(お互いね)、泣いても笑ってもあと一ヶ月、みんな、撮影本気で頑張れ。
釜山で会えるの楽しみにしています。


なんだかよくわかんないブログになりましたが、
とにかくお世話になっている方々、ありがとうございましたってことです!
フリー期間、本気で撮影してきます!!